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【開催報告】大分高専にて「アントレプレナーワークショップ」を開催しました
2025.12.16

2025年12月10日(水)、大分工業高等専門学校(大分高専)にて開催された「アントレプレナーワークショップ」に、私たちおおいたスタートアップセンターもファシリテーターとして参加してまいりました。
今回のワークショップは、高専の本科4年生と専攻科1年生、あわせて約190名の学生を対象に行われたものです。普段は座学や実験を中心に学んでいる学生の皆さんが、ビジネスの手法を用いて地域のリアルな課題解決に挑む、アントレプレナーシップ(起業家精神)教育の一環として実施されました。
■ワークショップの内容
当日は、株式会社ミライ共創経営研究所の栗山浩一氏(中小企業診断士)を講師に迎え、「なぜアントレプレナーシップが必要か?」と題したキックオフ講義からスタートしました。
その後、学生たちは各教室で6名程度のチームに分かれ、以下の5つの地域課題からテーマを選択し、グループワークに取り組みました。
1. 中心市街地のデジタル・リノベーション
2. インフラ老朽化と災害に備えるスマート・インフラ・マネジメント
3. 漁業を支える次世代スマート漁業
4. 気候変動時代のスマート・ウォーター・マネジメント
5. 鳥獣被害から農作物を守るスマート獣害対策イノベーション
思考ツールとして「リーンキャンバス」を使用し、自分たちの専門技術を活かしながら、「誰の、どんな課題を、どのように解決するか」というビジネスモデルの構築を行いました。最後には、クラス内で「ギャラリーウォーク」形式の相互投票を行い、選ばれたチームによるプレゼンテーションも行われました。
■当日の様子と感想
私たちスタートアップセンターのメンバーはファシリテーションで各教室を巡回しましたが、学生の皆さんの取り組みには目を見張るものがありました。
特に印象的だったのは、高い理解力と、議論の進むテンポの良さです。短い時間の中で完成度の高いプランを練り上げ、堂々と発表を行う姿には驚かされました。また、技術を学ぶ高専生ならではの「アイデアの豊富さ」にも大変刺激を受けました。
先生方がファシリテーターとして学生の自由な発想を引き出してくださったこともあり、会場は想像以上に活発な議論で溢れていました。
今回のワークショップは、年明けに開催される起業家コンテストに向けた「種づくり」の役割も担っているとのことです。ここから生まれたアイデアが、将来、大分の課題を解決するビジネスへと成長していくことを楽しみにしています。
大分高専の先生方、そして参加された学生の皆様、大変お疲れ様でした!

【大分高専の公式HPの記事もご覧ください】
「大分で起業アイデア」ワークショップ開催
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